3大カメラ経験者は語る

胃カメラ、大腸カメラとはいうのに、膀胱カメラといわないのはなぜだろう。
膀胱鏡としか、ぼかぁ聞いたことがないのだが。
同様に、内視鏡とはいっても内視カメラといわないのはなぜか。
三大カメラ経験者としては名称の統一を望みたいところではある。

というわけで、半年ぶりの膀胱鏡検査。
チンコの先からカメラを挿入し膀胱内を見て回る、痛し恥ずかし恐ろし検査。
しかしながら、ガンのありやなしやが一目瞭然。

患者であるところのぼくの下半身はカーテンの向こう。
そこでドクターはカメラを操り、ナースはチンコを支えている。
支えているんだと思う。つまんでいるといった方がいいのかもしれないが。
麻酔のせいでそのあたりの感覚は曖昧だ。

そんな状態で聞くのだ。
「はい、終わりました。問題ありません」というドクターの声を。
歯医者で大口開けて「あうあう」と返事するのもなんだかアレだが、
下半身を他人に委ねたまま「ありがとうございました」というのも感無量。

ともあれ、ぼくのガンは再発しておらず、
先だって行われていたCTスキャンによって転移もないことが知らされた。
幸いだ。ラッキーだ。祝ってくれてもいいぞ。ふははは。

その他、ざっと9月の出来事をば。
「カメラを止めるな!」を笑って観終えた。
テレビが壊れた。1週間妙な画面を見た後、買い換えた。
スマホの機種を変更した。4年ぶり。というか、初めて。
ついでにドコモ光を引いた。引かされた。口車に乗せられた。
そのどさくさでハングルの授業を1回休んだ。
つらい選択ではあった。

カテゴリー: 健康, 日常 パーマリンク

3大カメラ経験者は語る への2件のフィードバック

  1. 茅ヶ崎在住人 のコメント:

    ぶっ!わはは!
    申し訳ありません、この反応が読後の第一反応でした(^^;)
    いや、でもホントに結果が良くて嬉しいです。
    私も色々体に支障が出ているし(年を取るってこーゆーことなんですね)癌検診も行かなきゃ→さくらももこさんの影響で今混雑してるのかなぁ?なんて思ってまだ予約すらしていないのですが。

    今年は天候不順で急に寒かったせいか、金木犀が匂い始めました。
    昨年は10/5に旦那さんが帰宅して数日後に咲き始めた記憶が…。
    時間は経っていくけれど、心の時計はネジを巻かないと動き始めないものですね。
    まぁ私の場合は大波乱万丈な(まだ9月なのに)時の中に居るようなので(笑)
    無理矢理進んでいますが、金木犀の香には胸がざわつきます。
    人にも猫にも穏やかな時がありますように願っています。

    • まるこめ のコメント:

      いつもおつきあいいただき、どうもありがとうございます。
      三大カメラというとキヤノン、キヤノン、キヤノンという平和な答えが返ってきそうですが、病人にとってはやはり胃、大腸、膀胱でしょう。
      そのどれをも複数回経験しているというのは胸を張っていいんだか、悪いんだか。
      でも、まー、いずれわかることは早めにわかっていた方がいいというのも実感で。

      金木犀が香り始めるとぼくの誕生日も近いです。
      うちの門柱横にあった木がそれだったということに香りで初めて気づいたものです。
      その幹には猫が爪とぎした跡が、当時より高い位置に残っています。きゅーん。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です